靴の中の環境を改善しなければ、治癒を遅らせるばかりか白癬菌による再発の条件を整えていることになります。
帰宅して靴を脱いだら直ぐに(体温が残っているうちが重要なポイント)靴のかかとを高くしておきましょう。水分が靴の先端(指が当たる部分)から蒸発し、乾きが早くなります。下足箱につま先部分を上にして収納し扉を閉めてしまうのは、カビが発生しやすい環境づくりをしていることになります。
乾燥剤を入れるのも良いですが、簡単に靴の中の水分を蒸発させることができます。
靴を脱いだ足は、なるべく早く指の間にも石鹸をよく泡立てて優しく洗い、汗、脂、雑菌ともにカビも洗い流してしまいます。
脱いだ靴下は、裏返しのまま洗う方が繊維に絡みついた、皮脂や皮膚のたんぱく質が除かれて、足指、指間がよりよい環境に保たれるとのことです。この洗濯方法は科学的と評価しています。
5本指の靴下は趾間(足の指のあいだ)の汗を吸い取ってくれるので良いのですが、洗濯後に干すときはひと手間かかります。靴下をはくとき同様に3日続ければ、あたりまえの習慣になるかも……。
*靴の種類や素材により、つま先が曲がって反ってしまうのが心配でしたら、1時間以上たったらフラットにし、乾燥剤を使用するのも良いでしょう。
白癬菌との闘いは長期にわたります。お試しください。
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